人体に代表的なもので7つあるといわれているチャクラは、各チャクラに対応する色を持っています。

チャクラの色と活性すると起こる作用を理解し、パワーストーンを選ぶ際の参考にしてみて下さい。

ご自身の状態に合った色の石を身に着ける事によって、心身のバランスを整えるサポート役になってくれるでしょう。

チャクラとは

サンスクリット語で「車輪」を表す言葉で、車輪が回るように渦巻きながら色を放ち、宇宙や自然からエネルギーを取り入れ、全身に送りそしてまた外に放出するエネルギースポットです。

第１チャクラ《ムーラダーラ》

「人生のエネルギーの源」と言われ、全てのチャクラのベース（基盤）となります。

背骨の一番下の尾てい骨のあたりに位置し、生活の基盤となる経済、仕事、住環境、安定、安心安全、健康、バイタリティなどに関係します。

生きる活力を司るところですので、ここが弱ると地に足の着かない無気力な状態になりかねません。

地に足をしっかりと着ける（グランディング）ためにもこのチャクラを開花させましょう。

対応するカラー・パワーストーン・身体機能

カラー

黒・赤・茶

おすすめパワーストーン

【黒】モリオン・ブラックトルマリン・オニキス・オブシディアン

【赤】ガーネット・ルビー・レッドジャスパー・カーネリアン

【茶】スモーキークォーツ・ブロンザナイト・タイガーアイ

身体とのつながり

骨や骨格・副腎・血液・直腸・肛門

第１チャクラに関するポイント

不活性要因と状態

引越・転職・結婚・離婚・病気・ケガ・自然災害など、人生においてのターニングポイントや肉体・精神に大きなインパクトを与えるような出来事による

恐れ・不安・拒食・やせすぎ・逃避・体と心の距離がある・落ち着きがない

強すぎるデメリット

自信過剰・傲慢・過剰な競争心・マウンティング・物質主義・不信感

第２チャクラ《スワーディシュターナ》

「豊かに生きる」がテーマとなるチャクラです。

背骨の仙骨のあたりに位置することから、女性は子宮や卵巣・男性は精巣といった生殖器の場所でもあるため、セクシャリティにもかかわるチャクラです。

チャレンジ精神・行動力・バイタリティ・力強い性的なエネルギーを司り、幸福感や喜びに関連します。

弱ってしまうと、自然な性的欲求や異性への強い情熱を否定したり、豊かになる事への罪悪感が生まれます。

第２チャクラを開いて人生の豊かさをしっかりと引き寄せる体質へと変化させましょう。

対応するカラー・パワーストーン・身体機能

カラー

オレンジ

おすすめパワーストーン

カーネリアン・サンストーン・アンバー・ロードクロサイト・オレンジガーネット・オレンジアベンチュリン

身体とのつながり

生殖器・腎臓・リンパ・泌尿器系

第２チャクラに関するポイント
 

不活性要因と状態

楽しい事・やりたい事を我慢したり、性的な喜びに対して素直になれないなど目に見えない制限や恥の意識を持つ事による。

感情の麻痺・変化への恐れ・自分らしさを失う・喜びを避ける・周りの目がいつも気になる・性に対する恐怖

強すぎるデメリット

情緒不安定・性的依存・人をコントロールしようとする

第３チャクラ《マニプーラ》

「自分自身を表現する」がテーマのチャクラです。

背骨沿いですが、みぞおちの裏あたりに位置し、勇気・決断力・自我・自尊心など、自己を確立するために活性が必要なチャクラです。

自分自身を守る事が出来ているか、自尊心はあるか、人生を自分の意思で正しい方向へ進めているかが問われるところです。

第３チャクラを開いて逆境に負けないしっかりとした自己を確立しましょう。

対応するカラー・パワーストーン・身体機能

カラー

イエロー

おすすめパワーストーン

シトリンクォーツ・イエロータイガーアイ・レモンクォーツ・イエローオパール・イエローアゲート

身体とのつながり

肝臓、膵臓、消化器系統、自律神経、胆嚢

第３チャクラに関するポイント
 

不活性要因と状態

ストレスを溜めたり、必要以上な恐れにより自分の意見が言えないような状況が続くと弱ってしまいます。

前進への恐怖や不安・エネルギー不足による慢性疲労・自尊心の低下・自信が無くなる・決断力が鈍る

強すぎるデメリット

ちょっとしたストレスに敏感・怒りや感情のコントロールがきかない

第４チャクラ《アナーハタ》

「循環する愛」がテーマのチャクラです。

背骨沿いですが、ちょうど心臓の裏あたりに位置します。

「ハートチャクラ」とも呼ばれ、他者との愛ある繋がりを持つために活性が必要なチャクラです。

ありのままの自分を受け入れられる者は、他者に対しても寛容な心を持ち、受け入れ愛することが出来ます。

第４チャクラを開いて魂の繋がりのある深い縁を引き寄せましょう。

対応するカラー・パワーストーン・身体機能

カラー

グリーン・ピンク

おすすめパワーストーン

【グリーン】グリーンアベンチュリン・マラカイト・ペリドット・エメラルド・ヒスイ・グリーンフローライト

【ピンク】ローズクォーツ・ピンクオパール・ピンクカルセドニー・ロードナイト・モルガナイト・クンツァイト・ストロベリークォーツ

身体とのつながり

心臓・肺・循環器系

第４チャクラに関するポイント
 

不活性要因と状態

愛に大きく関わるチャクラなので、失恋で深く悲しんだ時や充分に愛情を得られなかった時、信頼を裏切られた時などが要因となります。

出会いに対して臆病になる・自己評価の低下・孤独感・共感力の低下、親密になることへの恐れ

強すぎるデメリット

支配的・独占欲・過干渉・嫉妬深い

第５チャクラ《ヴィシュッダ》

「世界に発信する」がテーマのチャクラです。

喉に位置していることから、真のコミュニケーションや自己表現に関わります。

自分自身が何者で、世界に向けて何を発信したいかという事を明確にします。

また、芸術で自分自身の世界観を表現し、多くの人の心に響く作品を作る事にも必要です。

第５チャクラを開いて魂からの訴えを世界に表現する力を引き寄せましょう。

対応するカラー・パワーストーン・身体機能

カラー

ライトブルー

おすすめパワーストーン

アクアマリン・アマゾナイト・ブルーカルセドニー・ブルーレースアゲート・ターコイズ・ラリマー・ブルーアゲート

身体とのつながり

声帯・喉・気管支・甲状腺

第５チャクラに関するポイント
 

不活性要因と状態

ネガティブな情報がたくさんある中に身を置く事が弱ってしまう要因です。

周りに合わせた発言・話すことへの恐怖・自分の感情を出せない・秘密主義

強すぎるデメリット

ネガティブ発言・論破したい・喋りすぎ

第６チャクラ《アージュナー》

「物事の真実を見抜く」がテーマのチャクラです。

眉間に位置していることから「第三の目」と呼ばれることがあります。

偏見や噂などに囚われず人生に起こる物事の本質を見抜く力があります。

また、常に冷静で、なぜそれが起こったのかを理解し、解決策を見つけやすくなります。

第６チャクラを開いて思ったことが現実になるパワーを引き寄せましょう。

対応するカラー・パワーストーン・身体機能

カラー

インディゴブルー

おすすめパワーストーン

ラピスラズリ・アクアオーラ・カイヤナイト・タンザナイト・ブルーアゲート・ラブラドライト

身体とのつながり

目・副鼻腔・脳・自律神経・松果体

第６チャクラに関するポイント
 

不活性要因と状態

人生を悲観し、苦しみや恐怖ばかりだと信じる事が弱る要因となる。

創造力の欠如・猜疑心・回りの状況が見えない・集中力や記憶力が欠ける・物忘れ・被害妄想

強すぎるデメリット

感情を排除した論理的思考・支配的・思い通りにならないとイライラする

第７チャクラ《サハスラーラ》

「インスピレーションを得る」がテーマのチャクラです。

頭頂部に位置していることから「クラウンチャクラ」と呼ばれています。

宇宙意識と真っすぐに繋がると言われています。

私という存在は宇宙という大きな意識の一部であると感じるようになります。

この人生を生きる意味や乗り越えるべき課題、使命について深く理解でき、それを達成するために行動することが出来ます。

第７チャクラを開いて使命を達成する導きを引き寄せましょう。

対応するカラー・パワーストーン・身体機能

カラー

パープル・ホワイト・ゴールド

おすすめパワーストーン

【パープル】アメジスト・チャロアイト・パープルフローライト・スギライト・ロードライトガーネット・パープルカルセドニー

【ホワイト】水晶・ダイアモンド・ムーンストーン・スーパーセブン・アゼツライト・ダンビュライト

【ゴールド】ルチルクォーツ・ゴールデンオーラ・ゴールデンタイガーアイ・スモーキークォーツ

身体とのつながり

五感・肉体

第７チャクラに関するポイント
 

不活性要因と状態

人生に失望し何も信頼できない・スピリチュアルなものを侮り軽んじ物質的な物だけを信じる・どうして自分は生きているのか、なにを目的に生きているのか分からなくななる

自己中心的・生命力減退・心を閉ざす、頑固すぎる信念・無感動・人生に対して不満や不安

強すぎるデメリット

スピリチュアルに盲信・うわの空・自分の世界

この第７チャクラに関してはバランスをとるために第１チャクラのグラウンディングが重要になります。

さいごに

いかがだったでしょうか。

チャクラというものが、私たちの身体や生活に密接な関係にあることがお解り頂けたのではないでしょうか。

チャクラはどこか足りない一か所を活性化すればいいというものではありません。

自分自身の今の状態を、ポイント項目に照らし合わせ、不活性状態に思い当たる方は強化を、強すぎる状態に思い当たる方は他のチャクラの弱い部分を強化するということでバランスをとるようにして下さい。

うまく生活に取り入れることで、心身ともにバランス良く地に足のついた人生を楽しむ活力が湧いてくることを実感できるでしょう。

また、７つのチャクラ全てのバランスが取れていると、恐れがなくなることで人間関係や仕事などがスムーズになり、心は穏やかで愛に溢れ、健康に人生が送れるようになります。

そうすると、直観力に優れ、迷いが無くなり、少し道を外したとしても、自らそれに気付いて軌道修正が可能になります。