保護猫の日
目次
5月25日はホゴネコの日
※先日もお知らせしておりました「ホゴネコの日」当日になりましたので、再度になりますが概要を載せております。
日本記念日協会に正式に認められたホゴネコのための記念日。
”0ほ 5ご 2ね 5こ(保護猫)”というゴロ合わせで、ネコリパブリックが保護猫を家族に迎える文化を加速させるために制定しました。
この日は日本中で保護猫が幸せになるように祈り、保護猫を家族にする選択肢を多くの方に知ってもらうための日です。
その他、正式ではありませんが、毎月22(ニャンニャン)日は「猫を愛でる日」・毎月29(にく)日は「肉球を愛でる日」があります。
生活の中でちょっと意識して、楽しいキャットライフを。
「保護猫」たちとの出会い
「保護猫」という存在との出会いのお話と、人間じゃないもうひとつのかけがえのない家族をご紹介します。
先日のちびた君とももちゃんに引き続き、朝日(あさひ)君と日向(ひな)ちゃんとの出会いまでをお話します。
保護猫カフェでの出会い
ちょうどももちゃんが旅立って、ペットロスというものを知った私は毎日「ねこ」を探していました。
ペットショップを探しては出かけて行き、インターネットでも永遠と猫動画を見続けるという日々を送っていました。
そんなある日、東京から友達が大阪に帰ってくると知らせをもらいました。
気晴らしにもなるので、「大阪ディープスポットツアー」を計画し、午前中から西成のジャンジャン横丁~鶴橋商店街~コリアンタウンを巡る事に(^▽^;)
その途中に、前々から行きたかった大阪心斎橋にあるネコビル(ネコリパブリック大阪)を無理やり放り込む事に。
いろいろあって今はお引越しされて「猫浴場」としてリニューアルしています。
話は戻りますが、そのビルの1階に猫エイズに感染している子たちの部屋があり、2階はグッズ販売で、3・4階がイケイケで猫部屋となっていて、5階にはまだ人慣れ出来ていない子など一般デビュー出来ない子たちが居ました。
その5階の奥に事務室のような場所があり、そこに1匹隔離された子が・・・。
スタッフが扉を開けると飛びつくくらい人間大好きで甘えん坊(笑)
なんで?
スタッフさん曰く、「人間大好きでデビューは出来るんですが、ねこと仲良く出来なくて・・・突然もう突進で襲うんですよね~」
なるほど(^-^;
少し気にはなったものの、その日は次の目的地に出発するためにお店を出ました。
1回行ったお店はもう一人でも大丈夫(笑)
それから少しして、もう一度ネコビルへ出かけると、5階の隔離にゃんこが3階でめでたくデビュー!
(。’・ω・)ん?ケージで寝てるようだけど、鍵かかってる?
「5階に居ても大好きな人間がなかなか来てくれないので・・・粗相もするようになってしまって」
ほ~
3歳くらいって言ってたけど、大人しくて猫を襲うような気配は全然感じられないんですけどね。
その日はその子をケージ越しにずっと話かけながら過ごして帰りました。
そうしてももちゃんが亡くなってから半年も経ったころ、やっぱり猫と関わりたいという思いが湧いてきて、でも終生飼養となるとまだ踏ん切りがつかないので「預かりボランティア」をしようと決めました。
会社員として仕事をしていたので、赤ちゃんや乳幼児は無理だったんですが、人慣れしていない子をデビューまでお世話したりというのが定番みたいなので、これなら私にも出来るし、精神的な負担も無いどころか逆に慰められるのですぐにネコリパブリック大阪さんに連絡をしました。
ボランティア保険に入って、登録のためにお店に行ったときのこと。
「早速ですが・・・1匹お願いしたい子がいるんです。」
まさか・・・
「朝日のことお願いします」
やっぱり(笑)
そう、ケージに隔離されていた子、これが朝日との正式な馴れ初めとなるのでした。
預かりボランティアと言っても、ネコリパブリック大阪さんにとっては初めての場所なので、譲渡やトライアル同様、飼育環境のチェックがてら後日スタッフがうちまで連れて来るという事になりました。
宮古島から飛行機に乗ってきた保護猫
朝日君がうちに来てから里親希望者からの申し出もないまま1年が経ちました。
1匹で飼うには花丸が付くくらい可愛い子なのに。
そんな頃、ある思いが頭をよぎりました。「この子今戻したり、よそへ行くとなったら、また捨てられたと思うんかなぁ」
朝日君の癒しのおかげでペットロスもずいぶん落ち着いて、1年も経てば情も湧きますよね。
うちで面倒見ようと決心をして、ネコリパブリック大阪へ出かけました。
朝日の事なんですけど、1年経ちましたが・・・
お店に写真しか無い状態なのでどうしてもなかなか声がかからないんですよね。
そうですよね~、で、思ったんですよね。情も湧いてきたし、また捨てられたと思わせるのも可哀想かなぁって。
わぁ~引きとって頂けると助かります!ちょうど代表も来てますし、お話しましょう。
あっという間に家族になっちゃいました(笑)
となったら、私の中では留守が多いのもあって、1匹で飼うのはちょっと可哀想かなぁと思っているので早速相方探しをしようと心には決めたものの、朝日の他の猫を襲うという話を思い出しました。
確かに私に対しても突進してくる感じなので、これが朝日の愛情表現なんだろうと思ってるんですが、突然火がついたように何かを追いかけるように走り回ったり暴れたりする事があるのでそれが気がかりでした。
実物大のぬいぐるみを可愛がるフリをして反応を見たり、鏡を置いてほかの猫がいるようなシュミレーションをしてみたりといろいろ試しましたが、あまり敵意は感じなかったので、相方をお迎えする決心をしました。
そんな矢先にネコリパブリック大阪のボランティアもされていて、ご自宅でも保護猫を預かり譲渡会などをされている方のSNSに宮古島からの保護猫記事が。
4匹兄弟の1匹に一目ぼれしたんです。
早速、会いに行きたいと連絡をして、ご近所の友達に同行してもらって行くことに。
実際に会ったら、もうすぐにでも連れて帰りたいくらい可愛くて❣
すぐにトライアルの申し込みだけして、その日が来るのを楽しみに待つことになりました。
このお宅には、お友達である宮古島で保護犬・保護猫のシェルターをされている方がいて、そこの猫が順次やって来るようです。
産まれて間もなく飛行機に乗って長旅を経験するという、一生に一度あるかないかの経験を既にしている子たち(笑)
こんなことにもご縁の凄さを感じたりして。
去勢手術を澄まして、ワクチン接種をしたその足でうちまでお届けに来てくださいました。
あれから1か月半ほど経ち、生後半年というところでしょうか、怖いもの知らずのやんちゃな女の子が家族として加わりました。
私は何があっても家族だから、返すという選択肢はなかったのですぐに名前も「日向(ひな)」と命名。
トライアル期間に朝日に襲われないように目を光らせていましたが、やっぱり特殊な表現で関心を示すんですよね。普通は教育係となる先住猫のはずが・・・
毛繕いをしてるかと思えば、急に甘噛み?!して怒らせたり、そうするうちにエスカレートして羽交い絞めにするというハラハラする展開になるんです。でも案外強気で負けてない(笑)
次第に距離感も掴んで(日向の方が)、仲良くやってます。
あまり大きくならない体質なのかもしれませんが、南国美人さながらの手足の長いスレンダーな女子です。
なんとなくこの子なら大丈夫。
いじめられて萎縮したり、シャーシャー言うようになったらどうしようと思ってただけに、やり返す子は大歓迎(*^^)b
現在は2歳になり、形勢逆転気味になりました。
朝日に追いかけられて逃げてると思ったら、帰ってくるときは朝日が追いかけられてるという漫画な展開に笑っちゃいます。
ケンカになっても、日向がポカポカ音を立てて反撃パンチをお見舞いしている姿は頼もしすぎる(笑)
そしてツーショットでいる姿を見るのが何よりの癒しで、それだけで微笑ましいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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ネコに関するご質問やご相談もお寄せください。
これからお迎えする事を考えている方、飼っている猫のこの行動は大丈夫?
など、わかる範囲ではありますが、お答えしていきたいと思います
コメントでもお問合せからでもお寄せください。
後日記事として回答を掲載させて頂きます。
※保護猫活動に感銘を受けて、同じ事はできませんが、少しでも多くの猫ちゃん達に、幸せに生涯を終えてもらえたらなぁという思いと、せっかく取得した「愛玩動物飼養管理士」の資格も生かせたらいいなぁと思い、微力ながら飼育相談を始めました。
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