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無意識に幸せを遠ざける人


自分らしく生きるための「Love Myself作戦❣」シリーズ

今回は幸せになれない人のパターンという事をテーマにお話ししたいと思います。

その中のひとつ「被害者意識」についてのお話しです。

自分の人生が何故か上手くいかないと感じている方がいらっしゃったら、参考になるかはわかりませんが何かヒントになれば嬉しいです。

 

被害者ポジションとは

私が長年そうだったんですが、「私の人生上手くいかないのは親のせい」だという事にしていたんですね。

俗にいう「毒親育ち」だった私は、ずっと母親への恨みつらみを持ちながら人生を送っていました。

ことある毎に自分の親の「毒親っぷり」を人に聞かせては、「こんな親に育てられた可哀想な私」になっていたんです。

もちろん母に対しても、会えばチクチクと棘のある言葉や皮肉を言っていたように思います。

そんな事を繰り返しながら、50も過ぎた頃に心理学に出会ってハッとするようないろんな気付きがありました。

自分の人生が上手くいかない事は自分自身の問題なのに、母のせいにする事でその問題に向き合わずに逃げられたんだと思います。

 

被害者でいる事のメリット

 

自覚が無いという方がほとんどなので、ここでは被害者でいる事でどんないい事があるの?というお話です。

大まかに次の2つをあげます。

〇被害者でいれば「自分の権利を主張できる」

〇被害者でいれば「相手を責めていい」

つまり、被害者でいる事で相手をコントロールできるというメリット

相手をコントロールと言うと、上から高圧的にというイメージがありますが、こちらは下からのコントロールなんです。

〇自分の事をもっと大切に扱ってほしい

〇自分の事を優先して欲しい

〇自分の事を肯定して欲しいなどというような

相手をコントロールして自分の欲求を満たしたいという気持ちが根底にあります。

 

被害者はやめられない

 

こんなに傷付いた私は何をやっても、何を言ってもいいというように、被害者でいる事が免罪符のようなものになってしまっています。

これを続けていると問題は解決しない、メンタルも不安定なまま、何をやっても上手くいかなくなってしまいます。

いろいろな解決したい問題が降りかかる中、都合の良い事が沢山あるし、居心地が良いので頑なにここから離れようとしないんですね。

何か問題が起こっても、常に外側に原因があるという思考回路になっています。

何故かというと、自分の問題が解決してしまうと被害者でいる事が出来なくなるから。

それくらい被害者でいる事は自分にとっては魅力的なんです。

 

メリットを知る事で恐怖を知ろう

 

この被害者問題、無自覚である事が一番厄介なところです。

何か問題が生じた時に、もしも人や環境のせいにする癖があると自覚している方は一度自分に聞いてみて下さい。

他人や状況・環境のせいにする事でどんないい事がある?

またその他にも、やりたい事があるのに「時間がないから」「子供が居るから」「家族が理解してくれないから」という理由で諦めている人も被害者になっていると考えられます。

やってしまったら、どんな事が起こると思ってるのかを自分に聞いてみましょう。

これで浮かび上がってくるのは、自分の恐れている事や人に知られたくないもので、それを隠すための手段として被害者でいる場合も多いんです。

 

ブラックな部分を認めよう

 

弱い自分やブラックな自分が見えてきたら、それを自分で引き受けるようにしましょう。

まずは、そんな自分はダメだという意識を外す事

多かれ少なかれ全ての人にあるであろうブラックな部分。

他人にさらけ出す必要はありませんが、せめて自分は受け入れてあげようというものです。

完璧に見える人にも、誰にも言えない弱みがあるでしょう。

例えば、完璧な人だと思っていた人のちょっとドジな部分って、本人からすると顔から火が出るほど恥ずかしい事でも見ている人からするとホッとしたり、魅力的に見えたりしませんか?

自分が思うほど人は悪い事だとは思わない、短所でも隠さなくてはいけない事でもないんです。

それも立派な個性の一つであるという事を意識してみましょう。

恥ずかしさや惨めさを感じたくないと思った方もいるかと思いますが、それは脳の中で起こっている事で現実ではありません

そのように思う癖は幼少期の経験からかもしれませんが、もうあなたは立派な大人です。

もしもそれが起こったとしても、貴方の身に危険が迫る訳でもありませんね。

 

まとめ

 

被害者でいる側は安心できて、心地よいかもしれませんが、加害者にされている方はたまったもんではありませんよね。

被害者ポジションに入るという傾向にある方、それを人間関係において続けていると段々孤独になってしまいます

そして環境においてそうなりがちな方は、自分のしたい事が出来なくて常に不完全燃焼気味な人生になってしまいます

そうする事で自分を傷付く事から守る方法になっているかもしれませんが、いずれ何らかのつけは回ってきます。

もしも良好な人間関係が保てないと感じているという方は、対等な関係性に戻れるように「自分は被害者になっていないか?」という疑問を持ってみるのもいいかもしれません。

もしも人生何をやっても上手くいかないと感じている方は、「何かのせいにして自分のやりたい事を諦めてない?」と問いかけてみて下さい。

そして、怖い事は起こらないし、もう大人の貴方は上手に対処できるという現実を意識してみて下さい。

自分の人生は自分のもの、誰の関与も受けていない。自分が責任を取る。

これだけでいろんなものの見え方が変わってきます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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