タロットカードと心理学の関係
タロットカードと心理学の関係について、興味を持っている方も多いかと思います。
今回は、私自身の鑑定の主軸となっている「タロットカードと心理学の関係」について、私の解釈も含めてお話したいと思います。
目次
タロットカードの図像やシンボルには深い意味がある
タロットカードには、様々な図像やシンボルが描かれています。
これらの図像やシンボルには、それぞれ深い意味が込められています。
様々な解釈や占い師によってジャンルは分かれるところですが、心理学に関する事で言えば、このような図像やシンボルを使うことで、ご相談者様の内面を読み取ることができます。
例えば、月は「潜在意識」や「女性性」、太陽は「表面的」や「男性性」など
意図して配置した位置により、顕在意識や潜在意識など区別して読み取るという事をします。
また、環境やお相手といった外側に関しても同様にその世界観から読み取っていきます。
心理学とタロットカードの関係性について
心理学とタロットカードの関係は、このような占い方法を勉強するうえで大変興味深いところです。
心理学は、人間の心理や行動を科学的に研究する学問です。
一方、タロットカードは、様々な図像やシンボルを使って対象となる方の状況を立体的に世界観でキャッチできる占いだと考えています。
このような占い方法には、深層心理に関する知見を持つ心理学者たちの関心も高く、近年では心理学とタロットカードの関係が研究されるようになっています。
タロットカードに描かれたシンボルや図像は、心理学の理論をベースにしているものがあります。
例えば、「悪魔」のカードは「欠乏感」や「誘惑」など人の内側にある弱い部分を表すカードとして知られています。
また、私自身の事をタロットカードを使って占う際には、自分に問いかけたいことを決め、カードを引いて解釈します。
この時には、自己分析や自己探求に関する心理学的な知識が活用されることもあります。
いわゆる「掘り下げ」ですね。
心理学の知識を深めることで、タロットカードをより深く理解することができます。
タロットカードと現実とのギャップ
タロットカードを素直に読む事で現実とのギャップが生じる場合があります。
あくまでもタロットカードを信じ、ご相談者様が見ている世界とタロットカードが指し示す世界との違いを見ていく必要があります。
そこで見えてくるのが、視点や捉え方の違いである事が多くあります。
「ご相談者様が問題だと感じてらっしゃる事が本当にそうなのか?」
そして「どうしてそれを問題視しているのか。」など
このあたりから心理学の領域に入っていきます。
心理分析を交えたタロット鑑定のアプローチ
私の鑑定では、簡単な心理分析をしながらご提案をさせて頂くという形がベースとなっています。
問題だと意識しているものはただのきっかけに過ぎません。
タロットカードをベースにしながら、相談者様の内面や問題の本当の原因を探り出すことを心がけています。
タロットカードを単なる占いの道具として捉えるのではなく、心理学的な視点を持ち合わせた鑑定を行うことで、より深い理解と問題解決に繋がると考えています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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